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安全に対する取り組み

AI搭載型通信ドライブレコーダー「Nauto」

AI搭載型通信ドライブレコーダー「Nauto」を全車両へ装着します

人工知能搭載型通信ドライブレコーダー「Nauto」はフロントガラス上部に取り付ける小型の機械で、車両室内と車両の進行方向を24時間365日確認します。
ディープラーニング(深層学習)によりAIが、乗務員を自動で特定しドライバーの挙動を分析し、わき見運転、携帯端末の使用、視線の動き、目蓋の動き、運転の姿勢、前方との車両の速度差と距離、飲食中の様子、走行ルート、停車位置等のデータから精度高く事故のリスクを警告します。深層学習により、使えば使うほど賢くなるシステムです。
また、AIがすべて一括して処理するので乗務員のプライバシーも守られ、車外の物体や路面の状況も把握しますので誤検知が少ないことが特徴のシステムです。
不安全行動の個所をクラウドへLTE回線でアップロードし、各乗務員のレポートを自動作成しダッシュボードへ一覧で表示します。
これにより運行管理者の手間を大幅に削減しながら、質の高い安全運転指導が可能になります。

米国のアトラス保険社が被験者にNautoを搭載し4カ月間公道を走行させた実験結果で、衝突事故(微細なものも含む)を起こした被験者の71%がわき見運転、55%が急制動の激しい等の「不安全行動の多い方」でした。

AI搭載型通信ドライブレコーダー「Nauto」
AI搭載型通信ドライブレコーダー「Nauto」

アトラス保険社がまとめた事故の規模のレベル付け

【レベル1】重大
例:エアバッグの展開、負傷、大きな速度差、牽引が必要。
【レベル2】中程度
例:レベル1の基準に満たさないが、警察へ通報が必要な衝突物損被害が150,000円以上。
【レベル3】軽度
例:車両が他の物体と物理的に接触、または最低限の被害で道路を出発が可能。
【レベル4】低リスク
例:損傷がないか、またはリスクのない物体と衝突。タイヤを縁石にする等。
日本の交通事故は年間およそ、47万件で大多数は「安全の不確認」や「不安全行動」、「わき見運転」が原因です。
Nautoを車両へ搭載することで、事故につながる不安全行動を除去し、万一の際もレベル4~3程度におさえることができると当社は考えています。
現在日本全国で数千台のNautoが稼働しています。
得られたデータは、雪国でNauto社の製品が高精度に運用されるために役立てられます。

Nautoの製品紹介

米国の旅客運送業にて